パラジウムめっきとは

パラジウムは耐食性が比較的良いめっきです。
 
純パラジウムめっきは触媒性があるために、表面に有機物残渣(ゆうきぶつざんさ)を生じますが、Pd-Ni合金めっきはこの触媒作用が無い為残渣が生じません。
パラジウムとその合金のめっきは、ロジウムと比べるとやや暗い為、装飾めっきとしてはロジウムに劣ります。
 
パラジウム若しくはPd-Niめっきの上に金フラッシュめっきを施したものは、電子工業で金めっきの代替として使用されます。
パラジウムの単価は、一時的に高騰する場合がありますが、通常は金の単価よりパラジウムの単価の方が安くなっています。
 
 


「パラジウムめっき」につきましては、
当社では取り扱っておりません。


 

関連記事

  1. 無電解金めっきについて

  2. プラスチックめっきとは

  3. 黒色ニッケルめっきについて

  4. 酸化処理の目的

  5. 硫酸銅めっきについて

  6. 硬質銀めっきについて