パラジウムは耐食性が比較的良いめっきです。
純パラジウムめっきは触媒性があるために、表面に有機物残渣(ゆうきぶつざんさ)を生じますが、Pd-Ni合金めっきはこの触媒作用が無い為残渣が生じません。
パラジウムとその合金のめっきは、ロジウムと比べるとやや暗い為、装飾めっきとしてはロジウムに劣ります。
パラジウム若しくはPd-Niめっきの上に金フラッシュめっきを施したものは、電子工業で金めっきの代替として使用されます。
パラジウムの単価は、一時的に高騰する場合がありますが、通常は金の単価よりパラジウムの単価の方が安くなっています。
「パラジウムめっき」につきましては、
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