めっきご案内

めっきご案内

※処理サイズに関して
形状や材質によって、ご対応できないものがございますので、詳しくは各工場へ直接お問合わせ頂きますよう、お願い申しあげます。

◆本社工場で加工できるもの   お問い合わせ TEL 0422-44-6131

≫ アルミクロメート(白色/黄色)

≫ ニッケル ≫ 黒クロム
≫ 装飾クロム

≫ 亜鉛(ユニクロ/黄色) ≫ 金
≫ 銀

≫ ロジウム ≫ 錫(すず)
≫ 工業用クロム(硬質クロム)

   

◆上田工場で加工できるもの   お問い合わせ TEL 0268-22-0543

≫ アルミクロメート(白色/黄色)

≫ アルマイト
(アルマイト/硬質アルマイト)
≫ ニッケル
≫ アエン(白色/黄色/黒色)

≫ 電解研磨(SUS)  

上田工場、新ライン完成

上田工場に新しい製造ラインが完成いたしました。

上田工場、新ライン完成


今までの作業場が手狭になり、倉庫を改造して設備しましたので
かなり大きな工事になりましたが、先日無事完成しました。

完成を記念して、昨日竣工式をとりおこないました。
処理内容は、手動式でのアルミ上のRoHS対応ノンクロム化成被膜処理になります。

設備、工事関係者の方々には心より感謝申し上げます。
「上田第2工場アルミ処理ライン」として今後の安全と活躍を祈ります。

 

めっきご案内

めっきの歴史はとても古くて、紀元前2000年頃にメソポタミア地方で行われていたスズめっきが始まりとされています。
また、紀元前700年~250年頃、騎馬民族による動物意匠の美術工芸品がつくられ、その地方からは多数出土されています。

それらの多くは青銅の表面に水銀のアマルガムで金めっき加工されたものです。
水銀は常温で唯一液体の金属で、金を溶解(アマルガム)する性質を持っていて、あたかも金が滅してしまうようにみられる(滅金)ことから「めっき」と呼ばれるようになってきました。

日本では588年頃、飛鳥寺の大仏、さらには752年に東大寺の大仏が、大量の金を水銀に溶かして青銅の大仏に塗り、たいまつであぶって水銀を飛ばし、金で覆われた大仏像が作られたと伝えられています。

なぜ、めっきするのか?

昔からの重要な目的として、美しくしたいという事がまず挙げられます。王様や王女の冠などにも施されているのがいい例ですね。
美しく仕上げる為、金めっき、銀めっきなどが使われます。
 
そして錆びつかせないというのも重要な役目となります。
錆びてしまうとその材料はもろくなり、ボロボロになってしまいます。そうならないようにめっきをして、錆びつかせず材料の寿命を飛躍的に伸ばすことになるのです。
 
他には、めっきをすることによって表面を硬くしたり、光に反射させたり、電気が流れるようにしたり、熱特性を持たせるなど、機能を持たせたりもできます。
 
一言で「めっき」といっても、様々な役割があるのです。

めっきは前処理で決まる

現在のめっき業界は、新しい素材の時代といわれ、多くの素材が開発されています。
例えば、軽量化のためにアルミニウム・マグネシウム・エンジニアプラスチックなどが使用されていて、これらの素材がそれぞれの目的で用いられるために表面の耐摩耗性や耐食性を向上させるべくめっきが必要となります。
 
そして、これらの素材にめっきするためには、その素材に合った前処理をしなければいけません。
 

【そのままではめっきできない素材】


・ 鉄合金
・ アルミニウム
・ マグネシウム
・ エンジニアプラスチックなど

【前処理時の注意点】

・ めっきする目的、用途、使用環境を把握しておく。
・ 素材の特性・組成・不純物など、材質の確認をしておく。
・ 熱処理の有無、その熱処理が大気中・真空中・不活性ガス中などの情報も確かめておくこと。

 
前処理不良は密着不良に繋がります。
金属表面には指紋やプレス油、研磨剤のような有機物層、金属により性質の違う酸化物層が存在します。
 

【実用金属材料の断面】


 
有機酸化合物層(表面)
酸化物層
加工変質層
非金属介在物
結晶粒界(深層)

この有機物層と酸化物層を完全に除去しないと金属と金属の金属間結合が形成されず、優れた密着性は得られません。
 
有機物層の除去は脱脂行程で行われますが、それぞれの汚れを除去しやすい溶剤脱脂、浸漬脱脂、電解脱脂により除去しています。
次に酸化物層の除去では、通常はその金属の酸化物を溶解させやすい酸を選択しています。