めっき、イコール公害のレッテルを貼られて永い年月が経ちました。
私達三鷹金属化工所では、当初から、住宅街でも営業できるように、環境面安全面に配慮して参りました。

コンピューター制御の廃液処理装置を用いて管理しています。
そして、さらに厳しい社内基準を設け、人・環境に優しい工場を目指しています。

排水設備

敷地面積約300平米を要する最新の排水設備を導入し、年々厳しくなる公害規制値をはるかに下まわる万全の排水を常に行い環境保全につとめております。

<排水の流れ>

1.　排水採集

2.　排水処理（規制値内）

3.　分析・安全確認
毎日検査して人体と環境に影響がないか確認しています。

4.　下水
その他、定期的に必ず市の検査を受け、さらに組合にも提出し、詳しい成分を調べて安全かどうかを検査してもらいます。

環境にやさしいめっき技術

めっきは、シアン化合物、クロム化合物、鉛をはじめとする重金属など有害な薬品を多く使用しています。また、めっき液は水溶液なので、排水中にはこれらの有害物が含まれます。
これにより、めっきはどちらかというと「公害の元凶」であると思われがちです。
しかしめっき業界では、他の業界に先駆けて早くから完全な排水処理を行ってきました。
　
めっき業界は他の業界に比べても、排水対策、公害対策を完全に行っていて、世界的に見ても日本のめっき業の排水処理対策が最も優れていると言われています。
シアン化合物を用いないめっき法、六価クロムを用いないめっき法などの代替技術も世界の技術をリードしている状況です。

めっき業界での完璧な排水処理

「川で魚が浮く」とめっき業界がぬれ衣をきせられているが、日本のめっき業界の排水処理は世界で最も優れていて、有害な薬品は完全に無害化しています。

節電への取り組み

各家庭でも節電への取り組みをされていることと思いますが、当社でも「節電強化」に取り組む一環として、2012年の冬から右写真の時計を設置しました。

時計の周りに60個のLEDランプが配置されており、緑・黄・赤の3色に分かれます。

電力使用量に応じて色が変化します。緑⇒黄⇒赤の順で点灯し、赤色がつくと目標設置数に近くなってきているので、社員全員で不必要な個所の電気を消して節電への意識向上を図っています。

地域貢献への取り組み

株式会社三鷹金属化工所が三鷹市消防団協力事業所として認定をいただきました。

認定日当日は、清原慶子三鷹市長様、三鷹市消防所長様をはじめ多くの関係者の方により当社会議室にて認定式を行っていただきました。
社長以下、社員一同、防災により関心をもつ事のきっかけとなりました。

地域防災力の向上に努めてまいります。

認定日：平成22年8月30日（月）